スズエさんが大怪我

6月15日、スズエさんが買い物先の薬局で敷石を踏み外して転倒、目撃していたタクシーによって病院に運ばれた。大腿部骨折。会議を終えて急ぎ帰宅し、見舞う。こちらは病院に預けておけば心配ない。フォローは医療機関がしてくれる。
問題は、アルツハイマー進行中の春治さん。スズエさんが傍らから消えたら何も出来ない。食事、着替え、トイレ、電話、お風呂など何一つも。すぐに収容してくれる施設を探さねばならない。それでなくとも高齢者が急速に増え続けているわが地域。空きのあるホームが果たして見つかるか。その上、春治さんは人嫌い集団嫌い。これまでもデイサービスは拒み続けてきた。「どこも元気な私が、何故行かねばならないか」と。スズエさんの入院・治療・手術・リハビリをいくら説明しても理解できない。出てくる言葉は「お母さん、どこへ行ったの?」と。
誰しもいつか自分の人生にも終わりが来る。その時自分はどうすべきかを考えてはいるだろう。しかし、肝心の脳が狂ってしまったら、そんな分別は吹っ飛んでしまう。「息子が私を裏切るはずはない」と思い続けている。しかし、その息子にも生活の限度というのがある。時間的空間的そして経済的に。いつまでも家族と一緒に居たいという父親・母親を結果的に騙すことになる。これはつらい。体が捩れるほどにつらい。誰しもが通らなければならにことだと言い聞かせても、つらい。
広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中